公認機関のスクールか確認
NLPをネットで検索するとそれこそたくさんのスクールがあり、どれを選んで良いのか迷ってしまいます。でもそれはある意味仕方のないことなのです。
調べてみると驚くことに、世界中で数百もの団体がありました。これは研究者たちが、それぞれ個別に認定団体を設立してきたという経緯があるからです。
三大団体に、なぜ創始者が入ってないのか?
その中でも、アメリカで三大NLPと呼ばれる団体があります。
- 全米NLP協会
- NLPコンプリヘンシブ
- NLPユニバーシティ
面白いことに、創始者の創った団体が入っていません。これはどういう事でしょう。実は創始者が約5年間ものあいだトレーニングから離れていたため認証の発行が遅れたそうです。
そうしているうちに他の研究者たちによってさらに理論が確立され、団体が整備されたからだそうです。
上記の3団体は100時間以上のカリキュラム(創始者の団体は55時間以上)を組んでいます。同じ学ぶにしても、時間の多い方が内容と質で差が出てくるのは当然ですね。
またこれらの団体は、現在主流となっている第三世代の概念を導入するなど、精力的に活動しています。
日本では創始者リチャード・バンドラー氏が創った米国NLP協会(同名でもう一つ同じ団体があります)が有名ですが、本格的に学ぼうとする人にとっては物足りなさを感じるようです。
トレーナーの資格も費用を払いさえすれば、試験もなくかなり簡単に資格取得ができてしまうといったものも多いようです。
第三世代がカギ
米国の三大NLPは、1990年代に発展したレベルの高い理論と様々な分野で応用できる実践的な第三世代のNLPを導入しています。どのような団体で学ぶにせよ、これからは米国三大NLPで教えている内容に基づいたスクールかどうかがカギだと私は思います。